ノコンギク A.microcephalus var.ovatus 〈野紺菊〉(キク科 シオン属)
花期は8〜12月。
山野にごく普通に見られる高さ50〜100cmの多年草。地下茎を伸ばして増える。 茎は直立してよく枝分かれし、短毛が密生する。 根生葉は有柄、卵状長楕円形で、ヨメナの根生葉に似ているが、両面に短毛が多い。
茎葉は長さ6-12cmの卵状長楕円形〜長楕円形で、3脈が目立ち、
縁には大きな鋸歯がまばらにあり、ほとんど無柄。
質はやや薄く、両面に短毛がある。
頭花は直径約2.5cm、茎の先にゆるい散房状につく。舌状花は淡青紫色で1列。
総苞は半球形で長さ4.5-5mm。
総苞片は緑色で先端は紫色を帯び、3列に並び、縁と背に短毛がある。
痩果は倒卵状長楕円形、長さ1.5-3mm、冠毛は長さ4-6mm。
【A大正洞園地で】
13.10.7 撮影
【Aを拡大しました − 頭花は直径約2.5cm、茎の先にゆるい散房状につく】
13.10.7 撮影
【B舌状花は淡青紫色で1列】
13.10.7 撮影
【C茎葉は卵状長楕円形〜長楕円形、縁には大きな鋸歯がまばらにあり、ほとんど無柄】
13.11.6 撮影
【D総苞は半球形で長さ4.5-5mm】
13.10.28 撮影
【Dを拡大しました − 私はこの長い冠毛でノコンギクと同定しています】
13.10.28 撮影
「総苞片は緑色で先端は紫色を帯び、3列に並び縁と背に短毛がある」
【E冠毛は長さ4-6mm】
13.10.28 撮影
※ 10月からDNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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