ノコンギク〈野紺菊〉(キク科 シオン属) 花期は8〜12月。 山野にごく普通に見られる高さ50〜100cmの多年草。地下茎を伸ばして増える。 茎は直立してよく枝分かれし、短毛が密生する。
根生葉は有柄、卵状長楕円形で、ヨメナの根生葉に似ているが、両面に短毛が多い。
茎葉は長さ6〜12cmの卵状長楕円形〜長楕円形で、3脈が目立ち、
縁には大きな鋸歯がまばらにあり、ほとんど無柄。質はやや薄く、両面に短毛がある。
頭花は直径約2.5cm、茎の先にゆるい散房状につく。舌状花は淡青紫色で1列。
総苞は半球形で長さ4.5〜5mm。
総苞片は緑色で先端は紫色を帯び、3列に並び、縁と背に短毛がある。
痩果は倒卵状長楕円形、長さ1.5〜3mm、冠毛は長さ4〜6mm。
【今もまだまだきれいです − 大正洞園地で】
11.11.26 撮影
【上の画像を拡大しました −舌状花は淡青紫色で1列】
11.11.26 撮影
【総苞は半球形。総苞片は緑色で先端は紫色を帯び、3列に並ぶ】
11.11.28 撮影
【上の画像を拡大しました − 縁と背に短毛がある】
11.11.28 撮影
【茎葉は卵状長楕円形〜長楕円形で、3脈が目立ち】
11.11.28 撮影
【上の画像を拡大しました − 縁には大きな鋸歯がまばらにあり、ほとんど無柄】
11.11.28 撮影
「両面に短毛がある」
* * * * * おまけ* * * * *
【草原は、すっかり秋色に】
11.11.28 撮影
赤っぽいのはハギ、黄色はササの葉です。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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