1月17日 ノコギリシダ |
ノコギリシダ(イワデンダ科 ノコギリシダ属) 常緑性。 葉柄は長さ20〜30cm、緑色だが基部は暗褐色で鱗片がある。 葉身は単羽状、広被針形、長さ20〜45cm、幅10〜20cm、下部は狭まらない。 側羽片は12〜18対、上部のものは次第に小さくなり、頂羽片はない。 下部の側羽片は狭被針形で、鎌状になり、有柄、基部は前側に耳状に突出し、 後ろ側はくさび形、辺縁には鋭鋸歯があり、長さ6〜10cm。 葉質はほぼ革質、表面は光沢のある暗緑色、葉脈がくぼんでいる。 胞子嚢群は中肋寄りにつき、長さ3〜6mm、包膜はチャセンシダ型で全縁。 本州・四国・九州・琉球・小笠原で、山地林下の陰湿な地上か岩上に生じる。 【A葉柄は緑色だが基部は暗褐色で鱗片がある】 【B下部の側羽片は狭被針形で、鎌状になり、有柄、基部は前側に耳状に突出し】 「後ろ側はくさび形、辺縁には鋭鋸歯がある」 【C胞子嚢群は中肋寄りにつき、長さ3〜6mm】 ノコギリシダは4年前に、同じ場所のを一度書きましたが、当時よりカメラとレンズがレベルアップ していますので、再び書きました。 ※ この記事に関するご意見等は、掲示板かメールでお願いいたします。 |