1月17日 ノコギリシダ


【@秋吉台では『陰湿林内にやや稀』 - 「秋吉台国定公園の高等植物」】
13.1.16 撮影

            ノコギリシダ(イワデンダ科 ノコギリシダ属) 常緑性。
          葉柄は長さ20〜30cm、緑色だが基部は暗褐色で鱗片がある。
          葉身は単羽状、広被針形、長さ20〜45cm、幅10〜20cm、下部は狭まらない。
          側羽片は12〜18対、上部のものは次第に小さくなり、頂羽片はない。
          下部の側羽片は狭被針形で、鎌状になり、有柄、基部は前側に耳状に突出し、
          後ろ側はくさび形、辺縁には鋭鋸歯があり、長さ6〜10cm。
          葉質はほぼ革質、表面は光沢のある暗緑色、葉脈がくぼんでいる。
          胞子嚢群は中肋寄りにつき、長さ3〜6mm、包膜はチャセンシダ型で全縁。
          本州・四国・九州・琉球・小笠原で、山地林下の陰湿な地上か岩上に生じる。
   
                【A葉柄は緑色だが基部は暗褐色で鱗片がある
                         13.1.16 撮影
      【B下部の側羽片は狭被針形で、鎌状になり、有柄、基部は前側に耳状に突出し
                         13.1.16 撮影
                  「後ろ側はくさび形、辺縁には鋭鋸歯がある」

                 【C胞子嚢群は中肋寄りにつき、長さ3〜6mm
                         13.1.16 撮影
                         
                    
  ノコギリシダは4年前に、同じ場所のを一度書きましたが、当時よりカメラとレンズがレベルアップ
  していますので、再び書きました。

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