ノハラツメクサ Spergula var.arvensis〈野原爪草〉(ナデシコ科 オオツメクサ属)
花期は3〜12月。
畑地や荒れ地、河川敷や休耕田に生える1〜越年草。ヨーロッパ原産。
根際から分枝して株立ちになり、高さ15-30cm。
果時にはつる状に伸長し、長さ60cmにもなる。
茎や葉に腺毛が散在するが、腺毛は上ほど多い。
葉は線形で長さ1.5-4cm、本来対生だが、葉腋に短い無花枝を生じて
節に次々と対生葉をつけ、数個〜十数個が仮輪生となる。
花序は2出集散状、花柄は萼片とともに腺毛が多い。
萼片は長卵形、長さ2.5-5mm、鈍頭。
花弁は白色、萼片とほぼ同長、花柱は5本。
刮ハは下向き。種子の表面に白色棒状の突起がある。
【@を拡大しました − 葉は線形で、本来対生だが】
15.3.16 撮影
「葉腋に短い無花枝を生じて節に次々と対生葉をつけ、数個〜十数個が仮輪生となる」
【A】
15.3.16 撮影
【Aを拡大しました − 花弁は白色、萼片とほぼ同長、花柱は5本】
15.3.16 撮影
【B 花序は2出集散状】
15.3.16 撮影
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【@ハナニラ − 林縁の道ばたで、今日開花確認しました】
15.3.17 撮影
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ハナニラ Ipheion uniflorum〈花韮/別名セイヨウアマナ〉(ネギ科 ハナニラ属)
花期は3〜4月。
南アメリカ原産の多年草。
全体にニラのようなにおいがあり、葉がニラの葉に似ていることによる。
花壇に植えられるほか、繁殖力が旺盛で、野生化しているものも多い。
直径2cmほどの鱗茎からやや多肉質の長さ10-20cmの線形葉を出し、
葉の間から10cmほどの花茎を数本出す。
花は花茎に1つ頂生し、直径約3cm、白色から単紫色の6弁花で、
花弁の中央に紫色の筋が目立つ。
【A】
15.3.17 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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