2021年 4月1日  ノハラツメクサ



【@駐車場そばの広い荒れ地で群生して咲いています】
21.4.1 撮影

             ノハラツメクサ Spergula var.arvensis〈野原爪草〉(ナデシコ科 オオツメクサ属) 
                                                 花期は3〜12月。
           路傍や荒れ地に生える高さ30-60cmの一年草または越年草。
           茎は叢生し、よく分枝し、全体に毛があり、上部に腺毛がある。
           葉は糸状で仮輪生し、長さ1.5-4cm、幅約1mm
           花期は6〜9月。
           花は径8-10mm、白色、花柄は長さ約4cmになり、果時には下を向く。
           萼片は卵形、長さ2-4mm。
           花弁は卵形、萼とほぼ等長。
           刮ハは広卵形、萼よりやや長い。
           種子は黒色で、径1.2-1.3mm、レンズ形、両面に小突起があり、
           周囲に狭い翼がある。
           ユーラシア原産で、北海道・本州に分布する。
            − 改訂新版「日本の野生植物4」 −

【@を拡大しました − こんな大群落を作って咲いているのを見たのは初めてです】
21.4.1 撮影
                                 
【@を拡大しました − 茎は叢生し、よく分枝し、全体に毛があり
21.4.1 撮影

【A葉は糸状で仮輪生し、長さ1.5-4cm、幅約1mm
21.4.1 撮影

【Aを拡大しました − 葉は糸状で仮輪生し、長さ1.5-4cm、幅約1mm
21.4.1 撮影

【B花柄は長さ約4cmになり
21.4.1 撮影

【Bを拡大しました − 花は径8-10mm、白色
21.4.1 撮影

【Bを拡大しました −花は径8-10mm、白色、花弁は卵形、萼とほぼ等長
21.4.1 撮影

* * * * * 越年草ですが * * * * *

C今年、開花して年を越した様子でした】
21.1.6 撮影

【Cを拡大しました − 今期の気象条件が最良だったのか…】
21.1.6 撮影

 セイタカアワダチソウ・ヒヨドリジョウゴ・セイヨウタンポポ・スミレ・へラバヒメジョオン等々、
 大群落を作って咲いているのを見た時は、そこにずっと群生を続けるのかと思ったのですが、
 同じ場所に何年も続けて群生することはなかったです。
 ノハラツメクサも、この状態が長く続かないと思うのですが、どうでしょうか。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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