ノハラツメクサ Spergula var.arvensis〈野原爪草〉(ナデシコ科 オオツメクサ属) 花期は3〜12月。
路傍や荒れ地に生える高さ30-60cmの一年草または越年草。
茎は叢生し、よく分枝し、全体に毛があり、上部に腺毛がある。
葉は糸状で仮輪生し、長さ1.5-4cm、幅約1mm。
花期は6〜9月。
花は径8-10mm、白色、花柄は長さ約4cmになり、果時には下を向く。
萼片は卵形、長さ2-4mm。
花弁は卵形、萼とほぼ等長。
刮ハは広卵形、萼よりやや長い。
種子は黒色で、径1.2-1.3mm、レンズ形、両面に小突起があり、
周囲に狭い翼がある。
ユーラシア原産で、北海道・本州に分布する。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【@を拡大しました − こんな大群落を作って咲いているのを見たのは初めてです】
21.4.1 撮影
【@を拡大しました − 茎は叢生し、よく分枝し、全体に毛があり】
21.4.1 撮影
【A葉は糸状で仮輪生し、長さ1.5-4cm、幅約1mm】
21.4.1 撮影
【Aを拡大しました − 葉は糸状で仮輪生し、長さ1.5-4cm、幅約1mm】
21.4.1 撮影
【B花柄は長さ約4cmになり】
21.4.1 撮影
【Bを拡大しました − 花は径8-10mm、白色】
21.4.1 撮影
【Bを拡大しました −花は径8-10mm、白色、花弁は卵形、萼とほぼ等長 】
21.4.1 撮影
* * * * * 越年草ですが * * * * *
【C今年、開花して年を越した様子でした】
21.1.6 撮影
【Cを拡大しました − 今期の気象条件が最良だったのか…】
21.1.6 撮影
セイタカアワダチソウ・ヒヨドリジョウゴ・セイヨウタンポポ・スミレ・へラバヒメジョオン等々、
大群落を作って咲いているのを見た時は、そこにずっと群生を続けるのかと思ったのですが、
同じ場所に何年も続けて群生することはなかったです。
ノハラツメクサも、この状態が長く続かないと思うのですが、どうでしょうか。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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