ノグルミ〈野胡桃/別名ノブノキ〉(クルミ科 ノグルミ属) 花期は6月。
日当たりのよい林縁に生える高さ5〜10mの落葉高木。雌雄同株。葉は互生し、長さ20〜30pの奇数羽状複葉。小葉は先端が鋭くとがり、ふちにはとがった鋸歯がある。新枝の先に穂状花序を数個直立し、中央の1個が雌花序。果実は堅果。果穂は長さ2〜3pの卵状楕円形で、苞が密に重なる。
秋吉台のあちこちの林に見られるノグルミです。
草原と林の境に5〜6m幅で切ってある火道(防火帯)を歩き、よく目に入ってきたので、きょうはノグルミを。
【ノグルミの果穂】
06.1.20 撮影
苞と苞の間に、まだ落ちずに残っている堅果が、ところどころにに見えています。
【こんな時もありました】
05.11.21 撮影
【こんな時も―花期のノグルミ】
05.6.5 撮影
【花序を拡大しました】
04.6.15 撮影
雌花序(長さ約2p)の周りを雄花序(長さ4〜10p)が取り囲んでいます。
今年は、雄しべが見える画像を撮りたいと思います。
|