2月2日  ノゲシ(キク科)

   06.2.2 撮影
   
 ノゲシ〈野罌粟/別名ハルノノゲシ〉(キク科 ノゲシ属) 花期は2〜6月。
 葉がケシの葉に似ていることによる。道ばたや畑のふちなどに生える高さ高さ50〜100cmの2年草。茎はわらかくて太く、中空で稜がある。葉はやわらかく、羽状に切れ込む。茎や葉をちぎれば白い汁が出る。花は4〜7月に咲くものが多いが、年中咲いているものを見る。頭花は黄色または帯白色で、直径約2cm。

 ノゲシは、真夏になる前に咲き終わり、オニノゲシのように12月まで畑や荒れ地で高く伸びて花をつけている姿は見ませんが、雪や霜が直接当たらない建物のそばなどでは、早春に暖かいと感じる日が何日かあると咲き始めます。
 画像の株に花が咲いているのを見つけたのは、1月28日でした。
                                        
【もう少し近づいて】
 06.2.2 撮影

「ヨーロッパから世界中に広がり、現在では世界各地で普通に見られる雑草のひとつ。
日本には有史以前に中国を経て入ったものと考えられている」

 
  【上の画像を拡大しました】  
06.2.2 撮影

【念のため葉の基部を調べました】
06.1.30 撮影

「葉の基部は、両側が三角状に張りだして茎を抱く」
                                             
【花盛りのころには】
05.4.30 撮影

今は茎がほとんど伸びず、葉が地面に張りつくように重なり合っていますが、
気温が上がってくると、ぐんぐん高くなってきます。
 
 ※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。