2018年 9月11日  ノブキ − その2



【@9月6日に撮ったノブキの頭花を撮影してきました】
18.9.6 撮影

           ノブキ Adenocaulon himalaicum 〈野蕗〉(キク科 ノブキ属) 
                                      花期は 8〜9月。
          山地の木陰に生える多年草。
          茎は高さ50-80cmになり、上部で枝を分ける。
          葉は幅10-20cmの三角状腎形。
          蕗の葉に似るが、葉がややとがり、葉柄に翼がある。
          頭花は周りに雌花、中心部に両性花があり、両性花は結実しない
          雌花は7〜11個、痩果は6-7mm、冠毛はない。
          痩果は放射状に並び、先端の方に腺体があって粘る。
           − 増補改訂新版「山に咲く花」 −


【A頭花は周りに雌花、中心部に両性花があり、両性花は結実しない
18.9.11 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 頭花の中心のは両性花?周りの雌花は痩果になりかけています】
18.9.11 撮影

【B中心部にピントを合わせました − 両性花は結実しない
18.9.11 撮影
「痩果は放射状に並び、先端の方に腺体があって粘る」

間もなく、中心部の花は落ちてしまい、痩果だけになると思われます。

 ノブキの痩果に腺体があって粘るとは・・・撮りに来て本当に良かったです。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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