マツバニンジン Linum stelleroides 〈松葉人参/別名マツバナデシコ〉
(アマ科 アマ属) 花期は8〜9月。
日当たりのよい草地に生える高さ40-60cmの一年草。
全体無毛。
茎は上部で枝分かれする。
葉は互生し、狭長楕円形で、長さ1-3cm、幅2-4mm、
3脈があり、先はとがり、基部は次第に細まり、柄はない。
萼片は楕円形で急鋭頭、基部はやや柄のように細阯」、
長さ3.5-4mm、幅約2mm、縁に黒色の腺点がある。
花期は8〜9月。
花は淡紫色で、径約1cm、花弁は広倒卵形、長さ5-6mm。
刮ハは球形で、径3-4mm。
本州〜九州、東アジアに分布する。
草原の減少にともない、現在はほとんど見られなくなっている。
− 改訂新版「日本の野生植物3」 −
[山口県絶滅危惧TA類]
【A 蕾の先に花の色が出ていました】
18.9.12 撮影
【B今日、祈りながら来てみたら、開花していました】
18.9.13 撮影
【Bを拡大しました − 花は淡紫色で、径約1cm】
18.9.13 撮影
【C花弁は広倒卵形、長さ5-6mm】
18.9.13 撮影
【D近くに、ほかの草に隠れて2株目が咲いていました − 高さ20cmほど】
18.9.13 撮影
【E最後まで咲いて、どうかタネを落としてくれますように】
18.8.13 撮影
* * * * * アキヨシアザミは * * * * *
【F地上部が枯れてしまったり、あっても下部の葉は枯れ、、花芽が見えないものばかり】
18.9.12 撮影
【G石灰岩に挟まれた所で、毎年たくさん頭花がつく株に】
18.9. 12 撮影
【H初めて期待が持てる姿を見ました。花芽でしょうか?】
18.9.12 撮影
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秋に咲く草が極端に少なく、あっても花芽がついていない、
これは、梅雨明けから雨が降らず、猛暑と強乾燥だった夏の天候の影響と思っています。
アキヨシアザミ、今年、地上部が見られない株でも、
どうか、根茎が無事でありますようにと祈るしかありません。
雨、秋吉台上にもっと降ってください。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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