ノビルAllium macrostemon〈野蒜〉(ネギ科 ネギ属) 花期は5〜7月。
蒜(ひる)はネギやニラなどの総称。
鱗茎や若葉を食用にする。
畑や道ばた、土手などに普通に生える多年草。
根生葉は長さ25-30cmの線形で、断面は三日月状。
花茎は高さ50-80cmになり、中部以下に2〜4個の葉をつける。
花茎の先に淡紅紫色の花を散形状に多数つける。
花被片は長さ4-5mm。
花序にしばしば珠芽がつき、ときに珠芽だけで花がないものもある。
【@を拡大しました −日当たりが良いと、花よりも珠芽になることが多く 】
15.6.4 撮影
「花茎についたまま芽を出すこともある」
【A蕾のとき花序は膜質の総苞に包まれ】
15.6.4 撮影
【Aを拡大しました − 先がくちばしのようにとがった卵形をしている】
15.6.4 撮影
【B花被片は長さ4-5mm】
15.6.4 撮影
【C、わずかに紅紫色を帯びる】
15.6.4 撮影
ノビルにたまたま目が向き、撮ったのです。
日記を見ると、2004年に書いたきりだったので、11年ぶりに書き換えました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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