2015年 1月25日  ノアザミ



秋吉台でノアザミは、3月下旬に開花確認、12月まで花が見られます。
花期が長いのは個体差によるものですが、頭花が着いたまま年を越しても花茎は枯れ、
着いていた蕾が1月に開花することはありませんでした。

【@ 1月16日に見た時は、そのまま終わると思ったのですが、今日…】
15.1.25 撮影

             ノアザミ Cirsium japonicum〈野薊〉(キク科 アザミ属) 花期は3〜12月。
            山野に生える高さ50-100cmの多年草。
            各地に最も普通に見られるアザミで、春から初夏にかけて咲く。
            根生葉は花期にも残り、羽状に中裂する。
            茎葉の基部は茎を抱き、鋭い刺が多い。
            頭花は紅紫色で直径4-5cm、枝先に上向きにつく。
            まれに白色の花もある。
            総苞は幅2-4cmの球形、
            総苞片は6〜7列、直立し、背部がふくれ、粘液を出して粘る。
            花冠は長さ18-22mmで、狭筒部は他部より短い。


【@を拡大しました − 終わってしまった頭花と】
15.1.25 撮影
                                 
【@を拡大しました − 下方に生き生きした色合いの頭花があります】
15.1.25 撮影

【A実はまだ、何アザミか分かっていなかった→総苞を見てノアザミと確認】
15.1.25 撮影

【B総苞片は6〜7列、直立し、背部がふくれ、粘液を出して粘る
15.1.25 撮影

【Cこの頭花から『ノアザミ開花』としました】
15.1.25 撮影

ノアザミの花番号 0125 と同じ数字の日に開花確認。何だか嬉しくて。
この画像は、『 15-0125-0125-4noazami-669W6390.jpg 』。


【Dずっと、その年に新しく出た花茎に着いた頭花で開花確認してきました】
13.5.7 撮影


* * * * * おまけ * * * * *

【E1月16日には肉眼で蕾も見えなかったのですが、開花したか…】
15.1.25 撮影

【Eを拡大しました − 残念! セントウソウの開花は明後日?】
15.1.25 撮影


私の体感からは、長期予報の『暖冬』は外れたと思ったのですが、
今日現在の開花は49種。昨年の同日は37種だったので、随分早いペース、やっぱり暖冬?


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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