2016年 9月2日  ノアサガオ



【@8月31日に友人が見つけました − 人家近く、田のそばの草地で − 11:49撮影】
16.9.1 撮影

         ノアサガオ Ipomoea indica〈野朝顔/別名〉(ヒルガオ科 サツマイモ属)
                                           花期は 8月〜。
        つる性の多年草。
        紀伊半島以南から四国・九州に自生。
        海岸や人里近くの道端、林縁などに生え、茎は旺盛に伸びて10数mに達する。
        近年、イリオモテアサガオ、オーシャンブルーなどの園芸品種が盛んに栽培され、
        繁殖力が旺盛で各地に逸出している。
        葉は3深裂するか心形で、先端は尖る。
        初夏から秋にかけて直径10cmほどのアサガオ形の花をつける。       
        花は開花後しばらく青紫色で、中心部は赤く着色し、
        午後から夕方にかけて花全体が淡紫紅色に変化する。
        在来のノアサガオは花の直径6cmほどで、中心部が白い。
        アサガオに比べて花柄は短く、萼片は反り返らない。

【Aほかの植物をつたって、高く登っているつるも】
16.9.1 撮影
                                 
【B葉は3深裂するか心形で、先端は尖る − 様々ですが、先は尖っています】
16.9.1 撮影

【C】
16.9.1 撮影

【Cを拡大しました − 葉の表面には長毛が散生】
16.9.1 撮影

【D花柄は短く、萼片は反り返りません】
16.9.1 撮影

【Dを拡大しました − 茎には下向きの毛、苞葉・萼にも毛が生えています】
16.9.1 撮影

【E蕾の色は、赤色を帯び】
16.9.1 撮影

【F花は開花後しばらく青紫色で、中心部は赤く着色 − しぼんだ花は蕾と同じ色です】
16.9.1 撮影

以上の観察結果から、
見つかったアサガオは、ノアサガオ(オーシャンブルー)で、栽培品の逸出と同定しました。
ノアサガオについた花番号は、『1465』。 今年新しく見つけた43番目の花です。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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