ノアサガオ Ipomoea indica〈野朝顔/別名〉(ヒルガオ科 サツマイモ属)
花期は 8月〜。
つる性の多年草。
紀伊半島以南から四国・九州に自生。
海岸や人里近くの道端、林縁などに生え、茎は旺盛に伸びて10数mに達する。
近年、イリオモテアサガオ、オーシャンブルーなどの園芸品種が盛んに栽培され、
繁殖力が旺盛で各地に逸出している。
葉は3深裂するか心形で、先端は尖る。
初夏から秋にかけて直径10cmほどのアサガオ形の花をつける。
花は開花後しばらく青紫色で、中心部は赤く着色し、
午後から夕方にかけて花全体が淡紫紅色に変化する。
在来のノアサガオは花の直径6cmほどで、中心部が白い。
アサガオに比べて花柄は短く、萼片は反り返らない。
【Aほかの植物をつたって、高く登っているつるも】
16.9.1 撮影
【B葉は3深裂するか心形で、先端は尖る − 様々ですが、先は尖っています】
16.9.1 撮影
【C】
16.9.1 撮影
【Cを拡大しました − 葉の表面には長毛が散生】
16.9.1 撮影
【D花柄は短く、萼片は反り返りません】
16.9.1 撮影
【Dを拡大しました − 茎には下向きの毛、苞葉・萼にも毛が生えています】
16.9.1 撮影
【E蕾の色は、赤色を帯び】
16.9.1 撮影
【F花は開花後しばらく青紫色で、中心部は赤く着色 − しぼんだ花は蕾と同じ色です】
16.9.1 撮影
以上の観察結果から、
見つかったアサガオは、ノアサガオ(オーシャンブルー)で、栽培品の逸出と同定しました。
ノアサガオについた花番号は、『1465』。 今年新しく見つけた43番目の花です。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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