ニシキギ Euonymus alatus〈錦木〉(ニシキギ科 ニシキギ属) 花期は5〜6月。
丘陵や山地の林内に生える高さ1-3mになる落葉低木。
枝に褐色の薄い板状の翼がある。
枝に板状の翼ができないものをコマユミ〈小真弓〉という。
葉は対生。葉身は長さ2-7cmの長楕円形または倒卵形。
先は鋭くとがり、基部は普通くさび形。ふちには細かく鋭い鋸歯がある。
本年枝の芽鱗痕のわきから集散花序を出し、淡緑色の小さな花を数個つける。
花は直径6-8mm。花弁は4個、ふちには鋸歯がある。雄しべ4個、雌しべ1個。
果実は刮ハ。1〜2個の分果に分かれる。
分果は長さ5-8mmの楕円形。10〜11月に熟す。
熟すと裂開し橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す。
【@を拡大しました】
15.11.23 撮影
【A1つだけ、赤い実が残っていました】
15.11.23 撮影
【B熟すと裂開し橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す】
15.11.23 撮影
【C1ヵ月前に、ほかの林縁で】
15.10.30 撮影
【D自生で枝の翼がこんなに広いのを見たのは初めてでした】
15.10.23 撮影
* * * * * 花の画像(コマユミですが)* * * * *
【E花は直径6-8mm。花弁は4個、雄しべ4個、雌しべ1個】
12. 5.7 撮影
【F花は直径6-8mm。花弁は4個、雄しべ4個、雌しべ1個】
13.5.3 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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