ニリンソウ〈二輪草〉(キンポウゲ科) 花期は4月。 山野の湿ったところに群生する高さ15〜25pの多年草。根生葉は3全裂し、さらに2深裂する。茎葉は3個輪生し、無柄。茎頂に2〜3個の花茎を立て、先端に直径約2pの白色花を開く。花弁はなく、花弁状の萼片は5〜7個。
ニリンソウの葉が群生している場所で今年、これまでで一番多くつぼみが見られます。
ここは、茂った木の下でほとんど日が差し込まなかったのが、昨年の台風で木が倒れたり枝が落とされたりして、日差しの量が増えたからでしょうか。
2輪目のつぼみは見えますが、2輪が一緒に咲いている姿は、たびたび訪れないと見られないので、今年も無理かも知れません。
【上の画像を拡大しました】
白い花は、「どうぞ撮れていますように・・・」と、祈るような気持ちでいつも撮っています。
カテンソウ(イラクサ科)
05.4.15 撮影
カテンソウ〈花点草〉 花期は3〜5月。 山野の木陰などに群生する高さ10〜30pの多年草。葉は長さ幅とも1〜3pの菱形状卵形で、ふちに鈍い鋸歯がある。雌雄同株。雄花序は葉腋から長い柄で葉上に高く抜き出し、雌花序は葉腋にかたまってつき、目立たない。花は直径2oほど。
林のふちで群生しているカテンソウですが、イチリンソウやオドリコソウなどの大きな花に目を奪われて、見過ごしてしまいます。
【上の画像を拡大しました】
この小さな花の開花を確認したのは2月21日でしたが、
このごろやっと、こんなに伸びた花が見られるようになりました。
4月17日(日) 晴れ。10:00から“秋吉台の自然に親しむ会”の総会。
総会のあと散策でしたが、私は都合で10分歩いただけで帰宅しました。
いつまでも歩いていたいような気持ちのよい青空なのに、1回もシャッターを押さないままだったので、2日前の画像での日記です。
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