4月17日  ニリンソウ・カテンソウ

     ニリンソウ         05.4.15 撮影
   
 ニリンソウ〈二輪草〉(キンポウゲ科) 花期は4月。
 山野の湿ったところに群生する高さ15〜25pの多年草。根生葉は3全裂し、さらに2深裂する。茎葉は3個輪生し、無柄。茎頂に2〜3個の花茎を立て、先端に直径約2pの白色花を開く。花弁はなく、花弁状の萼片は5〜7個。


 ニリンソウの葉が群生している場所で今年、これまでで一番多くつぼみが見られます。
 ここは、茂った木の下でほとんど日が差し込まなかったのが、昨年の台風で木が倒れたり枝が落とされたりして、日差しの量が増えたからでしょうか。
 2輪目のつぼみは見えますが、2輪が一緒に咲いている姿は、たびたび訪れないと見られないので、今年も無理かも知れません。
 
                    【上の画像を拡大しました】                    
                        
 白い花は、「どうぞ撮れていますように・・・」と、祈るような気持ちでいつも撮っています。
            
                     カテンソウ(イラクサ科)                        
05.4.15 撮影
 
 カテンソウ〈花点草〉 花期は3〜5月。
 山野の木陰などに群生する高さ10〜30pの多年草。葉は長さ幅とも1〜3pの菱形状卵形で、ふちに鈍い鋸歯がある。雌雄同株。雄花序は葉腋から長い柄で葉上に高く抜き出し、雌花序は葉腋にかたまってつき、目立たない。花は直径2oほど。


 林のふちで群生しているカテンソウですが、イチリンソウやオドリコソウなどの大きな花に目を奪われて、見過ごしてしまいます。

                    【上の画像を拡大しました】 

この小さな花の開花を確認したのは2月21日でしたが、
このごろやっと、こんなに伸びた花が見られるようになりました。                 
 
 4月17日(日) 晴れ。10:00から“秋吉台の自然に親しむ会”の総会。
 総会のあと散策でしたが、私は都合で10分歩いただけで帰宅しました。
 いつまでも歩いていたいような気持ちのよい青空なのに、1回もシャッターを押さないままだったので、2日前の画像での日記です。