ニオイタチツボスミレ〈匂立坪菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜5月。
花にかすかな芳香があることによる。 ほぼ日本全土に分布し、
開けた草地やまばらな落葉樹林下など、明るく乾いた環境を好む。
花期の根生葉と茎葉は、ともに長さ1.5〜3cmの卵形で、基部は心形。
花のあとの茎葉は細長くなる。
花は直径1.5〜2cmで、花弁が重なり合うように咲き、濃紫色〜紅紫色。
花弁の基部の3分の1くらいが白いので、花の中心が白く抜けて見える。
【@を拡大しました − 葉の表面は明るい緑色で、葉先に円みがある】
13.4.3 撮影
【A林道わきで − 花弁が重なり合うように咲き、濃紫色〜紅紫色】
13.4.3 撮影
【Aを拡大しました − 花弁の基部の3分の1くらいが白いので、花の中心が白く抜けて見える】
13.4.3 撮影
【B − Aの後ろ側に回って − 植物体(特に花柄)に微毛が生える】
13.4.3 撮影
私がスギ花粉症ということを承知の友人が、
「わーい!いい匂い!」と言うのを恨めしく聞いていましたが、
そうです、今、ニオイタチツボスミレが“一番きれいな時”で、今年は杉花粉の飛散が終わっています。
明日、花がいっぱい付いたニオイタチツボスミレに鼻をくっつけてみましょう。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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