2018年 7月21日  ニコゲヌカキビ



【@林道の斜面の草むら、ガードレールの下向こうに、見たことがないイネ科の穂がありました】
18.7.20 撮影

         ニコゲヌカキビ Panicum lanuginosum(イネ科 キビ属) 花期は 7月〜。
        北アメリカ原産の一年草。春秋両型が同一個体で見られる。
        春型は全体に密に開出毛があって灰色を帯び、
        稈は高さ40-70cmで、枝をあまり分けない。
        葉身は長さ4-10cm、幅3-8mm、
        葉舌は山形で、高さ3-4mm、白い縁毛がある。
        円錐花序は長さ10cm内外になり、中軸に毛がある。
        小穂は通常1.5-1.8mm位、開出毛があって、円頭。
        第一苞穎はやや鈍頭。
        秋型は基部から短い枝を密生し、短い葉の間に花序が出る。
        北海道〜九州に帰化する。
         − 改訂新版「日本の野生植物2」 − 

【@を拡大しました】
18.7.20 撮影
                                 
【A今日、高枝切りで前にある草を除いて、稈の下方が見えるようにしました】
18.7.21 撮影

【B左側の株を − 高さは70cmくらい】
18.7.21 撮影

【Bを拡大しました − 円錐花序は長さ10cm内外になり
18.7.21 撮影

【Bを拡大しました − 中軸に毛がある
18.7.21 撮影
【C小穂は通常1.5-1.8mm位、開出毛があって、円頭
18.7.20 撮影

【Bを拡大しました − 全体に密に開出毛があって灰色を帯び、枝をあまり分けない
18.7 .21 撮影

【Bを更に拡大しました − 全体に密に開出毛があって灰色を帯び
18.7. 21 撮影

 ガードレールに体を預け、精いっぱい乗り出して撮りましたが、詳細はここまで。
 ニコゲヌカキビは、「山口県産高等植物目録 2000」には『稀』とありました。
 ニコゲヌカキビについた花番号は、『1530』。 


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP