2017年 7月4日  ネムノキ



【@今、花盛り − 林縁で】
17.6.25 撮影

       ネムノキAlbizia julibrissin〈合歓木/別名ネム〉(マメ科 ネムノキ属) 花期は6〜7月。
     夕方になると葉が閉じて垂れ下がり、眠ったようになることによる。
     高さ10m以上に達する落葉高木。
     林縁、原野などの日当たりの良い湿地によく生育する。
     葉は互生。
     長さ20-30cmの2回偶数羽状複葉で、7〜12対の羽片がほぼ対生する。
     羽片には小葉が15〜30対対生する。
     羽片や小葉の付け根のふくれた部分は葉枕と呼ばれ、
     葉枕の働きで就眠運動が起こる。
     枝先に淡紅色の花が10〜20個頭状に集まって咲く。
     花弁は中ほどまで合着し、長さ約8mmの漏斗状。
     雄しべは多数あり、長さ3-4cm、花の外に長く突き出てよく目立つ。
     豆果は長さ10-15cm、幅1.5-2cm。
     10〜12月に褐色に熟し、下側の線に沿って裂開し、種子を10〜18個出す。

【@を拡大しました】
17.6.25 撮影
                                 
【A枝先に淡紅色の花が10〜20個頭状に集まって咲く
17.7.1 (17:08) 撮影

【Aを拡大しました − 17:08】
17.7.1 (17:08) 撮影

【B夕方、葉が眠り始めた時、花は咲き始めます − 16:57】
12.7.1(16:57) 撮影

【Bを拡大しました】
12.7.1(16:57) 撮影

 ただ今、7月9日にスクリーンで紹介する画像を準備中で、その画像を使って書きました。
 ネムノキは、雌雄同株でもなく、雌雄異株でもない種の一つで登場します。
 花の撮影時間を書く際、 当然、AよりBのが遅い時間と思ったのですが、
 葉の就眠運動や花の開花は、時間だけではなく
 天候も関わっているということが紹介できそうです。
 
 

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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