ネムノキAlbizia julibrissin〈合歓木/別名ネム〉(マメ科 ネムノキ属) 花期は6〜7月。
夕方になると葉が閉じて垂れ下がり、眠ったようになることによる。
高さ10m以上に達する落葉高木。
林縁、原野などの日当たりの良い湿地によく生育する。 葉は互生。
長さ20-30cmの2回偶数羽状複葉で、7〜12対の羽片がほぼ対生する。
羽片には小葉が15〜30対対生する。
羽片や小葉の付け根のふくれた部分は葉枕と呼ばれ、
葉枕の働きで就眠運動が起こる。
枝先に淡紅色の花が10〜20個頭状に集まって咲く。
花弁は中ほどまで合着し、長さ約8mmの漏斗状。
雄しべは多数あり、長さ3-4cm、花の外に長く突き出てよく目立つ。
豆果は長さ10-15cm、幅1.5-2cm。
10〜12月に褐色に熟し、下側の線に沿って裂開し、種子を10〜18個出す。
【@を拡大しました】
17.6.25 撮影
【A枝先に淡紅色の花が10〜20個頭状に集まって咲く】
17.7.1 (17:08) 撮影
【Aを拡大しました − 17:08】
17.7.1 (17:08) 撮影
【B夕方、葉が眠り始めた時、花は咲き始めます − 16:57】
12.7.1(16:57) 撮影
【Bを拡大しました】
12.7.1(16:57) 撮影
ただ今、7月9日にスクリーンで紹介する画像を準備中で、その画像を使って書きました。
ネムノキは、雌雄同株でもなく、雌雄異株でもない種の一つで登場します。
花の撮影時間を書く際、 当然、AよりBのが遅い時間と思ったのですが、
葉の就眠運動や花の開花は、時間だけではなく
天候も関わっているということが紹介できそうです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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