7月13日  ネジバナ・ヒメクグ

    ネジバナ    05.7.12 撮影
   
 ネジバナ〈捩花/別名モジズリ〉(ラン科) 花期は5〜7月。
 花穂がねじれているのでこの名がある。日当たりのよい草地や芝生などに生える高さ10〜40pの多年草。葉の間から花穂が伸び、淡紅色の小さな花がらせん状につく。らせん状のねじれは、左巻き、右巻きのどちらもあり、花は鐘形で長さ5oほど。
 

 ネジバナの開花を確認したのは、草原で5月15日でした。
 草原ではずっと、パラパラと咲いているのを見かける程度で寂しかったのですが、遅い梅雨入りのあと、湿地でどんどん咲きだし、例年は終わりごろの今が“一番きれいな時”です。
  
                     【ネジバナの花序】                    
                        05.7.12 撮影
 
ヒメクグ(カヤツリグサ科)
05.7.12 撮影
 
 ヒメクグ〈姫莎草〉 花期は7〜10月。
 日当たりのよい湿ったところにふつうに生える高さ5〜20pの多年草。根茎を長く伸ばしてふえる。葉は幅2〜3oの線形。茎の先に2〜3個ある長い葉状の苞の間に、直径0.7〜1pの球形の花序をふつう1個、ときに2〜3個つける。


                       【ヒメクグの花序】 
05.7.12 撮影

【上の画像を拡大しました】
                 
             「小穂は緑色で、長さ3〜3.5oの扁平な狭披針形。
              鱗片4個のうち、最上部の1個だけ小花がある」


 7月13日(水) 雨。
 明け方から激しく降り始めました。
 こんな日は水に弱いデジカメにはよくないし、値上がりし往復800円かかるようになったガソリン代節約のためにも秋吉台を休み、画像は昨日撮ったものです。