ナズナ Capsella bursa-pastoris〈薺/別名ペンペングサ〉(アブラナ科 ナズナ属)
花期は1〜12月。 愛(め)ずる菜という意味の「撫菜(なでな)」がナズナになったという説と、 朝鮮で古くはナジといい、日本で「ナジの菜」からナズナになったという説がある。 別名は果実の形を三味線のバチに例えたもの。 道ばたや畑などに多い高さ10-40cmの越年草。 根生葉はロゼット状で羽状に深裂する。 茎の上部の葉は裂けず、基部は茎を抱く。
花は白色で直径約3mm。
果実は長さ6-7mmの倒三角形で先端がへこむ。
【@を拡大しました − 花は白色で直径約3mm − 花弁の長さが萼片より明らかに長い】
17.1.3 撮影
【A−1. 大分咲いてきて、枝分かれをし、果実もついています】
17.1.3 撮影
【上の画像を拡大しました】
17.1.3 撮影
【A−2.左の枝の花を】
17.1.3 撮影
【B−1. この個体も長い間咲いてきた様子】
17.1.3 撮影
【B−2. 開花した順に下から果実になります】
17.1.3 撮影
【上の画像を拡大しました − 果実は長さ6-7mmの倒三角形で先端がへこむ】
17.1.3 撮影
ナズナの日記は、思っていたより随分時間がかかりました。
帰化植物のルベラナズナは、
「花弁と萼片はほぼ同長」「果実は長さ6mmほどで狭逆三角形」ですが、
どちらとも言えない個体が多く、判別するのに時間がかかり、
自信を持ってナズナと言える3個体を出しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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