ナヨクサフジ Vicia villosa subsp. varia〈弱草藤〉(マメ科 ソラマメ属)
花期は5〜6月。
ヨーロッパ原産の1〜2年草。
飼料や緑肥用に輸入されたものが野生化している。
茎はよく分岐して他物にまとわりついて広がり、長さ2mほどになる。
葉は、狭楕円形の小葉が10対ほどつく羽状複葉で、頂片は巻きひげとなる。
葉腋に花序を立て、長さ1.5cmほどの紫色の蝶形花を一方向に穂状につける。
旗弁は細長くて、舷部が爪よりも著しく長く、花が全体として細長い。
(クサフジは、舷部と爪部がほぼ同じ長さ)
【@を拡大しました − ナヨクサフジは2007年5月24日に見たきり、行くのを諦めていました】
15.5.11 撮影
“秋吉台のやまんば”さんに教えてもらった2006年と翌年は行ったのですが、
台上の幾つかのドリーネを越え、奥の奥に、一人で藪を漕いで行くのが怖くて、
見に行くのを諦めていたのです。ナヨクサフジを8年ぶりに見ることができました。
【A茎はよく分岐して他物にまとわりついて広がり、長さ2mほどになる】
15.5.11 撮影
【Aを拡大しました − 葉は、狭楕円形の小葉が10対ほどつく羽状複葉で、頂片は巻きひげとなる】
15.5.11 撮影
【Aを拡大しました − 長さ1.5cmほどの紫色の蝶形花を一方向に穂状につける】
15.5.11 撮影
「旗弁は細長くて、舷部が爪よりも著しく長く、花が全体として細長い」
【Bもう、豆果ができていました】
15.5.11 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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