9月21日  ナワシログミ



【@龍護峰の山頂で − 麓では、ちらちらと咲き始めでしたが…】
13.9.21 撮影

              ナワシログミ〈苗代茱萸〉(グミ科 グミ属) 花期は9〜11月。
            稲作の苗代を作るころに果実が熟すことによる。
            海岸から山野まで普通に見られる高さ2-3mになる常緑低木。
            葉は互生。
            葉身は長さ5-10cmの長楕円形。革質でかたく、ふちは強く波打つ。
            葉腋に淡黄褐色の花が数個つく。
            萼筒は長さ6-7mm、4個の稜があり、角ばっている。
            外面には銀色の鱗状毛が密生し、褐色の鱗状毛が混じる。
            果実は偽果。
            長さ1.5cmほどの長楕円形で5〜6月に赤く熟す。
                         


【@を拡大しました − 甘い香りがするのですが、きょうは風が強くて匂いませんでした】
13.9.21 撮影

【A萼筒は長さ6-7mm
13.9.21 撮影

【Aを拡大しました − 萼筒の外面には銀色の鱗状毛が密生し、褐色の鱗状毛が混じる
13.9.21 撮影

【Aを拡大しました − 萼筒には4個の稜があり、角ばっている
13.9.21 撮影

    ナワシログミの花はたくさん咲くのに、熟した果実を見ることは少ないです。
    きっと、野鳥の食べ物が少ない春先に、色づく前の実を食べられてしまうからだと。



※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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