ナツズイセン〈夏水仙〉(ヒガンバナ科 ヒガンバナ属) 花期は8〜9月。
葉がスイセンに似ていて、花が夏咲くことによる。
古い時代に中国から渡来したといわれる花茎の高さ50〜70cmの多年草。
観賞用に栽培されるほか、人里近くの日当たりのよい草地にしばしば野生化している。
葉は早春に伸び出し、粉緑色を帯び、長さ20〜30cm、初夏には枯れる。
地中の鱗茎から花茎が伸び、3〜5花が散形状につく。
花は黄赤色、花被片は狭倒披針形で長さ5〜8cm、斜めに開く。
雄しべは花被片とほぼ同じ長さで、淡黄色。
11.8.15 撮影
【花は黄赤色。ヒガンバナ属の中では最も大きい】
11.8.15 撮影
「雄しべは花被片とほぼ同じ長さで、淡黄色」
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梅雨が明けてから毎日、強い日差しのカラカラ天気が続いていたのが、昨日から、局地的・ゲリラ的なにわか雨が降るようになりました。幸いなことに、私は直撃を免れていますが。
厳しい暑さで葉が巻いていたササや花芽が枯れてしまったキセワタなどが目についていましたが、これで元気を取り戻してくれるのではないでしょうか。
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