5月19日 ナツハゼ


8年間、花の形・色が違う2種のナツハゼを同じナツハゼとしてきましたが、
今日、詳しく調べる気になって、先ず図鑑と同じ花の株の詳細を撮りました。

【@長登で】
12.5.19 撮影

      ナツハゼ〈夏櫨〉(ツツジ科 スノキ属) 花期は5〜6月。
     山地や丘陵の日当たりのよいところに生える高さ1〜3mになる落葉低木。
     幹は単一または株立ちになり、枝は横に広がる。
     葉は互生。葉身は長さ3〜8cmの楕円形または広卵形。
     両端ともとがり、ふちは全縁。
     表面や縁には先端が腺になった粗い毛が生え、特に主脈に多い。
     枝先から総状花序を水平に出し、赤みを帯びた淡黄緑色の多数下向きにつける。
     花冠は長さ4〜5mmの鐘形で、浅く5裂し、裂片は少し反り返る。
     雄しべは10個、雌しべとほぼ同長で、花冠より短い。
     果実は液果。直径4〜5mmの球形。
     頂部には萼の落ちた跡がサクラの花のような模様になって残る。
     8〜10月に黒く熟す。甘酸っぱく、食べられる。


                   【A枝先から総状花序を水平に出し
                         12.5.18 撮影
                  「赤みを帯びた淡黄緑色の多数下向きにつける」

    【Aを拡大しました − 花冠は長さ4〜5mmの鐘形で、浅く5裂し、裂片は少し反り返る
                         12.5.18 撮影
           【B葉身は楕円形または広卵形。両端ともとがり、ふちは全縁
                         12.5.19 撮影
            【Bを拡大しました −
若い枝には先端が腺になった毛が生える
                         12.5.19 撮影                          
【C】
12.5.19 撮影
                            【D】
                         12.5.19 撮影
        【Dを拡大しました − 葉の表面や縁には先端が腺になった粗い毛が生える
                         12.5.19 撮影

私のカメラ『EOS1Ds MarkV』で腺毛が撮れましたから、期待どおりの優れものだと満足しています。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。