2016年 6月30日  ナルトサワギク


よく行く荒れ地2ヶ所で、不明のキク科を1株ずつ見つけました。
外来種と思い、帰化植物図鑑を調べてもピタッとくるものは無いため、
一番近い「ナルトサワギク」の名をを当て、花番号『1451』をつけました。
何かお分かりでしたら教えていただけないでしょうか。

【①-1. 最初に見つけたのは6月15日でした - 高さは50cmほど】

16.6.15 撮影

          ナルトサワギク Senecio madagascariensis〈鳴門沢菊/別名コウベギク〉
                                   (キク科 キオン属) 花期は 6月~。
         海辺の埋め立て地などに生える多年草。マダガスカル原産。
         茎は無毛、地際で多数分枝して大きな株を作り、
         枝は直立、叢生し、高さ30-70cmになりる。
         葉は互生し、柄はなく、線状被針形~被針形、長さ3-9cm、幅1-1.5cm、
         先は鋭形~鈍形、基部は多少とも茎を抱き、無毛、
         縁には少数の浅い鋸歯がある。
         頭花は直径2-2.5cm、少数が散房状に散生する。
         総苞は長さ5-6mm、数個の小さな総苞副片がある。
         舌状花は普通13個、濃黃色、長さ約1cm。
         冠毛は白色で舌状花では花筒部よりも短い。痩果は長さ約2mm。
         本州(中部地方以西)~九州に帰化している。

【①-2.】
16.6.15 撮影
                                 
【①-2.を拡大しました - 舌状花は普通13個、濃黃色、長さ約1cm - 舌状花は15個】
16.6.15 撮影

【①-3. 葉は互生し、柄はなく
16.6.15 撮影

【①-3.を拡大しました - 基部は多少とも茎を抱き、無毛
16.6.15 撮影
「縁には少数の浅い鋸歯がある」

【①-4. 総苞は】
16.6.19 撮影

【①-5. 6月24日、枝が伸び、咲いた頭花が増えました】
16.6.24 撮影

【①-6.茎の根元を】
16.6.24 撮影

【①-7. 頭花は直径2-2.5cm、少数が散房状に散生する - 6月30日】
16.6.30 撮影

* * * * * * *

【②-1. 6月26日、2ヶ所目の荒れ地で1株を見つけました】
16.6. 26 撮影

【②-2.舌状花は普通13個、濃黃色、長さ約1cm- ピンぼけで済みません】
16.6.26 撮影

【②-3.根元の葉 - 葉は互生し、柄はなく
16.6.26 撮影

【②-4. 中ほどの葉 - 基部は多少とも茎を抱き、無毛、縁には少数の浅い鋸歯がある
16.6.26 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP