12月28日 ナンテン 


【ナンテンは好石灰岩植物です】
   10.12.24 撮影
秋吉台では林縁に多く生え、野鳥によって種が運ばれたのか、
草原の石灰岩の割れ目でもまれに見られます。

   
      ナンテン〈南天〉(メギ科 ) 花期は6〜7月。
     暖地の山野に自生もあるが庭木としてよく植えられている。
     茎は叢生し、高さ2mになる常緑低木。
     葉は3回羽状複葉で、茎の上部に集まって互生する。
     小葉は長さ3〜8cmの広披針形で革質。
     表面はやや光沢があり、先は鋭くとがり、ふちは全縁。
     枝先に大形の円錐花序を出し、直径6〜7mmの白い花を多数つける。
     花被片は3個ずつ輪状に多数並び、内側のものほど大きく、
     最も内側の6個は花弁状になる。雄しべは6個で葯は黄色。雌しべは1個。
     果実は液果。直径6〜7mmの球形で、10〜11月に赤く熟す。

   
                 【上の画像を拡大しました】        
 10.12.24 撮影
今年の冬は山に木の実が少ないのか、赤い実がどんどん姿を消していますが、
ナンテンは多いので一気に食べ尽くされることはないものの、徐々に減ってきました。


こんな時もありました  
10.7.1 撮影
枝先に大形の円錐花序を出し、直径6〜7mmの白い花を多数つける

上の画像を拡大しました
10.7.1 撮影
花被片は3個ずつ輪状に多数並び、内側のものほど大きく、
     最も内側の6個は花弁状になる。雄しべは6個で葯は黄色



※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。