9月6日  ナンバンカラムシ(イラクサ科)

  05.9.5 撮影
   
 ナンバンカラムシ〈南蛮茎蒸〉(イラクサ科) 花期は8〜9月。
 アジア大陸原産の高さ60〜200pの多年草。全面に粗毛があり灰白色を帯びる。葉は互生、卵円形で先は尾状突起となる。ふちには鈍鋸歯、下面は白色の綿毛がある。葉柄にも毛が密生する。花穂は円錐状分岐、茎の上方のものは雌花序、下方のものは雄花序。日本では昔から繊維料として栽培され、逸出して野生化している。
 

 毎年この時期にそばを歩きながら、「ここのはちょっと違うような・・・」と思ってきたカラムシは、ナンバンカラムシでした。

                  【雌花序は茎の上方につきます】                    
                        05.9.5 撮影
                                 
                    【雌花序を拡大しました】                  
05.9.5 撮影

【雄花序は下方につきます】
05.8.26 撮影

この株の開花確認をしたのは8月26日でした。
 
                     【おまけ―カラムシ】 
05.9.3 撮影

カラムシ〈茎蒸/別名マオ・クサマオ〉(イラクサ科) 花期は7〜9月。
                 
 9月6日(火) 台風14号のため秋吉台を休みました。