ナンバンハコベ Silene baccifera var.japonica〈南蛮繁縷〉(ナデシコ科 マンテマ属)
花期は8〜10月。 変った花の形から、異国風という意味で南蛮とつけられたが、外来種ではない。 山野に生える多年草。茎はつる状でよく分枝し、長さ1m以上に伸びる。 葉は対生。長さ2〜5cmの卵形で、上面は無毛、下面脈上とへりに短毛がある。 花は半球形の萼が目立つ。 花弁5、雄しべ10、雌しべ1よりなり、
花弁は白色、途中で急に外側に曲がり、先が深く2裂する。
果実は球形、やや液果に近く、のちに乾いて黒くなり、多くの黒い種子を入れる。
※ナンバンハコベは、他のマンテマ属の刮ハが乾くと裂開するのに対して、
液状で黒熟するためナンバンハコベ属 Cucubalus として分けることもある。
【A今はもう、花は終わりに近づいています】
14.9.11 撮影
【@を拡大しました − 果実は球形、やや液果に近く、のちに乾いて黒くなる】
14.9.11 撮影
【B開花確認は8月23日でした(FUJIFILM X20)】
14.8.23 撮影
【Bを拡大しました − 花弁は白色、途中で急に外側に曲がり、先が深く2裂する(FUJIFILM X20)】
14.8.23 撮影
【Bを拡大しました − 花弁5、雄しべ10、雌しべ1よりなる(FUJIFILM X20)】
14.8.23 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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