ナンバンギセル〈南蛮煙管/別名オモイグサ〉(ハマウツボ科 ナンバンギセル属)
花期は8〜10月。
花の形がキセルに似ていることによる名。
山野に生える1年生の寄生植物。
日本では普通ススキに寄生するが、熱帯ではサトウキビやショウガ属によく寄生する。
全体に無毛。茎はごく短く、ほとんど地上に出ず、
長さ5-10mmの狭三角形の鱗片葉が数個互生する。
葉腋から長さ15-30cmの長い花柄を数本伸ばし、先に筒状の花を横向きにつける。
花冠はやや肉質、淡紅紫色で長さ3-5cm、筒部は長く、裂片は全縁。
【@を拡大しました − 昨日から場所を変えては3時間くらい探した結果です】
13.8.23 撮影
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【Aヒメシオン − 開花は8月17日でした】
13.8.17 撮影
ヒメシオン〈姫紫苑〉(キク科 シオン属) 花期は8〜10月。
湿り気のある草地や田のあぜなどに生える高さ30-100cmの多年草。
茎は1本立ちとなり、上部は枝分かれし、細かい毛が密生する。
葉は細く、線状披針形または披針形で、長さ5-12cm、
下方のものはまばらに低い鋸歯があり、中部以上のものは全縁、
ふちには短毛がある。
頭花は白色、直径7-9mmと小さく、多数が隙間無く傘状に集まり、
総苞は長さ4mm、総苞片の先は鈍い。
【Aを拡大しました − 開花が近づくと、毎日のように覗きに来ました】
13.8.17 撮影
【B同じ株のきょうは】
13.8.23 撮影
【C葉は細く、下方のものはまばらに低い鋸歯があり、中部以上のものは全縁】
13.8.23 撮影
【D頭花は白色、直径7-9mmと小さく】
13.8.23 撮影
【E多数が隙間無く傘状に集まる】
13.8.23 撮影
【Eを拡大しました】
13.8.23 撮影
ナンバンギセルは毎年のように日記に書いてきたのに、ヒメシオンは2005年に一度書いたきりでした。
好きな花で毎年撮っているのに、日記用に全体像・葉・頭花が揃って無くて、「そのうちに…」と思っている間に“一番きれいな時”が終わってしまったのだと思います。
きょうは、ヒメシオンにお詫びの気持ちを込めて書きました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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