ナンバンギセル Aeginetia indica 〈南蛮煙管/別名オモイグサ〉
(ハマウツボ科 ナンバンギセル属)花期は8〜10月。
長い柄の先につく花の形がキセルに似ていることによる。 山野に生える1年生の寄生植物。
ススキ、ミョウガ、サトウキビの根によく寄生する。
茎は赤褐色でごく短く、ほとんど地上に出ず、
狭三角形の鱗片葉が数個互生する。
茎のように見える高さ15-20cmの直立した花柄の先に
淡紫色の花を横向きにつける。
花冠は長さ3-3.5cmの筒状で、先は浅く5裂し、ふちは全縁。
萼は黄褐色で淡紅紫色のすじが入り、先端はとがり、
下側はほとんど基部まで裂ける。
果実は刮ハで長さ1-1.5cmの卵球形。
花期:7〜9月 分布:日本全土
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【A − @を同行の友人に一眼レフカメラを借りて撮影】
18.9.20 撮影
雨が降ったり止んだりの1日、長靴にポンチョ姿で、カメラはコンパクトデジカメしか持たず、
ナンバンギセルだけを目的に歩いて、あと数百メートルで今日の散策を終わるというところで
姿が目に入ってきました。
「もういい。誰でもいいから早く見つけてほしい」と思ったりもしましたが、
「こんなに毎日探し続けたのだから、やっぱり私が見つけたい」が本音でした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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