2018年 9月20日  ナンバンギセルが開花しました


ナンバンギセルの昨年の開花確認は、8月17日。
今年は、夏の強い乾燥が続いた気候の影響からか開花が見られず、探し続け、
友人たちも一生懸命探し、出会った人にも聞いたりお願いしてきました。

【@今日もほとんど諦めていた夕方4時、展望台下の遊歩道わきで − コンデジで撮影】
18.9.20 撮影

          ナンバンギセル Aeginetia indica 〈南蛮煙管/別名オモイグサ〉
                    (ハマウツボ科 ナンバンギセル属)花期は8〜10月。
       長い柄の先につく花の形がキセルに似ていることによる。
       山野に生える1年生の寄生植物。
       ススキ、ミョウガ、サトウキビの根によく寄生する。
       茎は赤褐色でごく短く、ほとんど地上に出ず、
       狭三角形の鱗片葉が数個互生する。
       茎のように見える高さ15-20cmの直立した花柄の先に
       淡紫色の花を横向きにつける。
       花冠は長さ3-3.5cmの筒状で、先は浅く5裂し、ふちは全縁。
       萼は黄褐色で淡紅紫色のすじが入り、先端はとがり、
       下側はほとんど基部まで裂ける。
       果実は刮ハで長さ1-1.5cmの卵球形。
       花期:7〜9月 分布:日本全土
        − 増補改訂新版「野に咲く花」 −


【A − @を同行の友人に一眼レフカメラを借りて撮影】
18.9.20 撮影

 雨が降ったり止んだりの1日、長靴にポンチョ姿で、カメラはコンパクトデジカメしか持たず、
 ナンバンギセルだけを目的に歩いて、あと数百メートルで今日の散策を終わるというところで
 姿が目に入ってきました。

 「もういい。誰でもいいから早く見つけてほしい」と思ったりもしましたが、
 「こんなに毎日探し続けたのだから、やっぱり私が見つけたい」が本音でした。
 


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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