9月10日 ナンバンギセル


【@今年の開花確認は8月24日、例年並みでした】
12.8.24 撮影

     ナンバンギセル〈南蛮煙管/別名オモイグサ〉(ハマウツボ科 ナンバンギセル属) 
                                           花期は8〜10月。
    花の形がキセルに似ていることによる名。
    山野に生える1年生の寄生植物。
    日本では普通ススキに寄生するが、熱帯ではサトウキビやショウガ属によく寄生する。
    全体に無毛。茎はごく短く、ほとんど地上に出ず、
    長さ5〜10mmの狭三角形の鱗片葉が数個互生する。
    葉腋から長さ15〜30cmの長い花柄を数本伸ばし、先に筒状の花を横向きにつける。
    花冠はやや肉質、淡紅紫色で長さ3〜5cm、筒部は長く、裂片は全縁。

                         
             【Aまるでササに寄生しているかのような画像が多くて・・・】
                         12.9.3 撮影
                    【Bススキのすぐそばに生えていました】
                         12.9.7 撮影
                 【C今年これまでで一番お気に入りの画像です】
                          12.9.8 撮影
                        【Cを拡大しました】
                         12.9.8 撮影

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きょうは雨なので長靴を履いて湿地や田んぼを巡りました。

今年あちこちの湿地でホシクサの仲間を目にしていましたが、この類の植物は大の苦手なので、
「ほかの山」ということもあって撮ることさえしなかったのです。
それが今日、歩き始めに秋吉台国定公園で見つけたのです。新種!
日記に書くことに決め、ほかは開花確認のシャッターしか切らなかったのですが、
帰宅して画像を見ると、小さな花は雨でどっぷり水を含み、どれも日記に使えないことが分かりました。
日記の材料が無い。
最近の画像を使おうとしても気が乗らなくて、ナンバンギセルがピンチヒッターとなりました。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。