ナンバンギセル〈南蛮煙管/別名オモイグサ〉(ハマウツボ科 ナンバンギセル属) 花期は8〜10月。 花の形がキセルに似ていることによる名。 山野に生える1年生の寄生植物。 日本では普通ススキに寄生するが、熱帯ではサトウキビやショウガ属によく寄生する。 全体に無毛。茎はごく短く、ほとんど地上に出ず、 長さ5〜10mmの狭三角形の鱗片葉が数個互生する。 葉腋から長さ15〜30cmの長い花柄を数本伸ばし、先に筒状の花を横向きにつける。 花冠はやや肉質、淡紅紫色で長さ3〜5cm、筒部は長く、裂片は全縁。
【Aまるでササに寄生しているかのような画像が多くて・・・】
12.9.3 撮影
【Bススキのすぐそばに生えていました】
12.9.7 撮影
【C今年これまでで一番お気に入りの画像です】
12.9.8 撮影
【Cを拡大しました】
12.9.8 撮影
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きょうは雨なので長靴を履いて湿地や田んぼを巡りました。
今年あちこちの湿地でホシクサの仲間を目にしていましたが、この類の植物は大の苦手なので、
「ほかの山」ということもあって撮ることさえしなかったのです。
それが今日、歩き始めに秋吉台国定公園で見つけたのです。新種!
日記に書くことに決め、ほかは開花確認のシャッターしか切らなかったのですが、
帰宅して画像を見ると、小さな花は雨でどっぷり水を含み、どれも日記に使えないことが分かりました。
日記の材料が無い。
最近の画像を使おうとしても気が乗らなくて、ナンバンギセルがピンチヒッターとなりました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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