ナナミノキ〈七実の木/別名ナナメノキ〉(モチノキ科) 花期は6月。
山地に生える高さ10mになる常緑高木。雌雄別株。葉は互生。長楕円形で先はやや尾状にとがり、ふちには浅い鋸歯がある。薄い皮質で、両面とも無毛。本年枝の葉腋に散形花序をだし、淡紫色の花をつける。花は直径約5o。果実は核果。長さ約1pの楕円形で、10〜11月に赤く熟す。
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私が秋吉台を歩き始めた年に友人に教えてもらったナナミノキは、カルストロード沿いで、木が茂った薄暗いところでした。
そこは危ないし、車が通るたびに揺れるので、一大決心して撮影に向かったものでしたが、7年経った今は、ほかに見つけた5カ所で撮れるようになりました。
【上の画像を拡大しました】
05.12.7 撮影
「長さ約1pの楕円形。真円でなく楕円形なのが特徴」
きょうは時間がなくて、ナナミノキだけに撮影を絞ったため、
この株だけで20回以上シャッターを押しましたが、
高いところなので最大に拡大してもこの大きさ。
【低いところで果実が見られる別の場所へ】
画像A 05.12.7 撮影
【上の画像を拡大しました】
05.12.7 撮影
葉は間違いなくナナミノキですが、果実の形は真円に近いのです。
【こんな時もありました―画像Aと同じ木です】
05.6.7 撮影
紛れもなくナナミノキの花が咲いていました。
【おまけ―長者ヶ森駐車場わきの風景】
05.12.7 撮影
雨や雪のため4日ぶりに来た秋吉台。長者ヶ森駐車場そばの東屋には雪が残っていました。
後ろは人工の森で、クロキ・アラカシ・ヤマモモなどが写っています。
ここを左に進み、ドリーネ耕作〜帰り水〜真名ヶ岳〜大正洞へ行くのが、たこさんコース。
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