1月12日 ナガサキシダモドキ


【@ナガサキシダと同じ林中で、すぐ近くに生えています】
13.1.10 撮影

         植物名〈〉ナガサキシダモドキ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
        ナガサキシダによく似ており、その変種であろう。
        羽片は羽状に浅〜中裂し、裂片は円頭で小さい鋸歯がある。
        頂羽片の下部は羽状に深〜全裂し、
        実葉では側羽片の下部もしばしば深〜全裂する。
        千葉・神奈川両県と九州で、ナガサキシダが生えているところに知られる。

                         
                        【A胞子嚢群がつかない葉】
                         13.1.11 撮影
                        【Aを拡大しました】
                          13.1.11 撮影
                       【B - Aの最下羽片】
                          13.1.11 撮影
                       【C - Aの中ほどの側羽片】
                          13.1.11 撮影
                         
【D胞子嚢群が付く葉の頂羽片】
13.1.11 撮影
                             【E】
                         13.1.10 撮影                       
                    
 きょう同行してくださった“シダの達人”Fさんに見てもらったら、
 「典型的とは言えませんが、雑種だから様々な型があるので、モドキにして良いでしょう」と。
 また、Fさんによりますと、
 「ナガサキシダモドキは、ナガサキシダとクマワラビの仲間の交雑種らしいと言われている」とのこと。
 ここには、クマワラビとオクマワラビがたくさん生えています。