植物名〈〉ナガサキシダモドキ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
ナガサキシダによく似ており、その変種であろう。
羽片は羽状に浅〜中裂し、裂片は円頭で小さい鋸歯がある。
頂羽片の下部は羽状に深〜全裂し、
実葉では側羽片の下部もしばしば深〜全裂する。
千葉・神奈川両県と九州で、ナガサキシダが生えているところに知られる。
【A胞子嚢群がつかない葉】
13.1.11 撮影
【Aを拡大しました】
13.1.11 撮影
【B - Aの最下羽片】
13.1.11 撮影
【C - Aの中ほどの側羽片】
13.1.11 撮影
【D胞子嚢群が付く葉の頂羽片】
13.1.11 撮影
きょう同行してくださった“シダの達人”Fさんに見てもらったら、
「典型的とは言えませんが、雑種だから様々な型があるので、モドキにして良いでしょう」と。
また、Fさんによりますと、
「ナガサキシダモドキは、ナガサキシダとクマワラビの仲間の交雑種らしいと言われている」とのこと。
ここには、クマワラビとオクマワラビがたくさん生えています。
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