1月13日 ミヤマノコギリシダ


昨日、“シダの達人”Fさんと歩いて新しく知ったシダ、ミヤマノコギリシダです。
「中沢さんは撮っていて、秋吉台日記に別の名前で書いています」と、Fさん。

【@昨日教えてもらったミヤマノコギリシダです】
13.1.12 撮影
「こちらのは葉身の幅が狭く、ホソバノコギリシダに近い感じ」
「群生していることが多いのですが、ここは少ないですよ」と、Fさん。


                 ミヤマノコギリシダ(イワデンダ科 ノコギリシダ属)常緑性。
               根茎は長く這う。
               葉柄〜中軸は緑色〜暗紫色、基部鱗片は線状披針形、暗褐色〜黒褐色。
               葉身は単羽状複生、長楕円形、鋭尖頭、長さ40cm、幅30cmに達する。
               光沢のある濃緑色で硬い紙質。
               側羽片は8〜15対、下部では有柄で上部に向けてしだいに小さくなり、
               頂羽片というべきまとまりはない。
               裂片は円頭〜鈍頭、鋸歯がある。
               胞子嚢群は線形で中肋と辺縁の中間に傾いてつく。
               本州(新潟県・石川県・伊豆諸島・伊豆半島以西の暖地)・四国・九州で、
               山地林下に生じる。
 

  
            
  【@葉柄基部鱗片は線状披針形、暗褐色〜黒褐色
                             13.1.12 撮影
                        【@羽片は】
                            13.1.12 撮影
                      【@上の画像を拡大しました - 裂片を】
                            13.1.12 撮影
              【@
胞子嚢群は線形で中肋と辺縁の中間に傾いてつく
                        13.1.12 撮影

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【A今日、2008年に撮った場所へ- きょうは曇っていて暗いため、ISO 400で撮影】
13.1.13 撮影
       【A側羽片は下部では有柄で上部に向けてしだいに小さくなり、頂羽片はない
                            13.1.13 撮影
                   【A羽片 -
前部基部に耳片はつかない
                        13.1.13 撮影
                    【A上の画像を拡大しました - 裂片を】
                       13.1.13 撮影
             【A
胞子嚢群は線形で中肋と辺縁の中間に傾いてつく
                         13.1.13 撮影

 「ミヤマノコギリシダには様々な形がありますが、現在は種内変異とされています」と聞きました。