ナガサキシダ〈別名オオミツデ〉(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
葉柄は長さ20〜60cm、わら色でしっかりしている。
葉身は奇数羽状複葉、長さ30〜70cm、広卵形〜円状卵形、やや二形となる。
側羽片は2〜6対あり、線形、鋭尖頭、基部は円形から切形、長さ15〜30cm、
幅は胞子嚢群がつくもので2〜3cm、つかないもので2.5〜5cm、
全縁かわずかに波状縁、または幅が広くて低い鋸歯があり、やや厚い革質。
下部の側羽片は有柄、上部のものは無柄か中軸に流れて翼を作ることもある。
胞子嚢群は羽片のほぼ全面に散在し、包膜は円腎形、全縁、やや早落性。
千葉県以西の本州の太平洋側と四国にやや稀に、
九州では各地で山地の林下に生じ、最近石川県でも発見された。
【A胞子嚢群がつく葉】
13.1.10 撮影
【B胞子嚢群がつかない葉】
13.1.11 撮影
【Bを拡大しました - 羽片は全縁かわずかに波状縁、または幅が広くて低い鋸歯】
13.1.11 撮影
【C胞子嚢群がつく葉 - 羽片は全縁かわずかに波状縁、または幅が広くて低い鋸歯】
13.1.11 撮影
【D】
13.1.11 撮影
【E胞子嚢群は羽片のほぼ全面に散在】
13.1.10 撮影
【Eを拡大しました】
13.1.10 撮影
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3年前までよりも、自信を持ってナガサキシダと言える葉が無くなって、
「ナガサキシダモドキに近いナガサキシダ」という感じですが、
「ナガサキシダモドキ」ではありませんので、やっぱり、ナガサキシダにしました。
シダは(も?)やっぱり苦手です。
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