ナガホノナツノハナワラビ Botrychium strictum(ハナヤスリ科 ハナワラビ属)
山林中に比較的まれに生じる夏緑性の草本。
葉は高さ30-70cm、担葉体は長さ15-25cm、肉質で直径1cmに達するものもある。
栄養葉はナツノハナワラビに似ているが、2〜3回羽状に深裂し、
長さ15-30cm、無柄、深緑色、
小羽片は狭い長楕円形、無柄、基部の裂片が流れて、羽軸には狭い翼がある。
裂片は広楕円形、円頭、浅い鈍鋸歯がある。
羽軸や小羽軸の裏面に白く長い毛がまばらにある。
胞子葉は穂状で細長く、2回羽状、羽片は短く、密につく。
ナツノハナワラビと同じ分布域に、それよりややまれに生じ、暖地では珍しい。
【Aナツノハナワラビと思い込み、日記の途中で違うことに気づきました】
14.5.25 撮影
【@を拡大しました − 胞子葉は穂状で細長く、2回羽状、羽片は短く、密につく】
14.5.25 撮影
【B栄養葉は2〜3回羽状に深裂し、長さ15-30cm、無柄、深緑色】
14.5.25 撮影
【Bを拡大しました − 小羽片は狭い長楕円形、無柄、基部の裂片が流れて、羽軸には狭い翼がある】
14.5.25 撮影
* * * * * 5月28日:追記 * * * * *
【C日記を中断、撮り直してきました】
14.5.28 撮影
【D胞子が展開、裂開しているようです】
14.5.28 撮影
【E長胞子葉は葉身の基部から分出 − ナツノハナワラビ同様】
14.5.28 撮影
【F羽軸の毛を確認しようと…】
14.5.28 撮影
【Fを拡大しました − 羽軸や小羽軸の裏面に白く長い毛がまばらにある】
14.5.28 撮影
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24日の日記の最後に、『時々、今のこんな生活から逃げ出したくなります』と書いたばかり。
すぐに花たちが、私の背中を押してくれました。
しばらくは頑張れそう…。 やっぱり私は、頑張らなければ。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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