ナガハグサ〈長葉草〉(イネ科 イチゴツナギ属) 花期は5〜6月。
葉が長いからといわれるが、それほど長くない。
ヨーロッパ原産の高さ30〜80cmの多年草。ケンタッキー・ブルーグラスの名で牧草として
利用され、明治初期に輸入された。現在では普通に野生化している。
長い地下匐枝 を伸ばして増える。
葉は長さ15〜30cmの線形。葉舌は短く目立たない。
花序は長さ10〜20cmの円錐状で、枝は各節2〜6本出て、ざらつき、斜めに立つものが多く、
それぞれ数個以上の小穂をつける。
小穂は長さ4〜6mmの卵形で、3〜5個の小花がある。
【上の画像を拡大しました】
11.6.6 撮影
【花は終わってしまいました】
11.6.6 撮影
【少し若い株をほかで見つけました】
11.6.6 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.6.6 撮影
「小穂は長さ4〜6mmの卵形で、3〜5個の小花がある」
苦手としているイネ科にも区別が楽な種もかなりありますが、このての、一目で特徴がつかめない種は敬遠状態なのです。
先日の夜、会議があった時に、松井さんがわざわざ標本を採ってきて見せてくださったので、もう、調べないわけにはいかなくなりました。それから1週間、重ーい腰を上げたというわけです。
イネ科をやる時には集中力が必要ですね。
来年は、ナガハグサの“一番きれいな時”を必ず撮りますから・・・。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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