2021年 12月15日  ナガバタチツボスミレ



【@一昨日開花確認しましたが雨だったので今日撮影 − 家族旅行村ミニ植物観察園で】
21.12.15 撮影

               ナガバタチツボスミレ Viola ovato-oblonga〈長葉立坪菫〉
                            (スミレ科 スミレ属) 花期は12〜4月。
              平地〜山地の林床や林縁に生える、高さ10-30cmの多年草。
              有茎種。地下茎は横走し、短くかつ太く、肥厚して木化する。
              茎は叢生して分枝し、果時には高さ40cmになる。
              根出葉は卵心形〜心形または卵形、長さ2-4cm、
              先端が少しとがる波状の鋸歯がある。
              茎葉の葉身は狭卵状狭三角形〜披針形、長さ6cmになり、
              先端は鋭頭、基部は心形〜くさび形、ふつう両面ともに無毛。
              (タチツボスミレは根生葉と茎葉がほぼ同じ形なので区別できる)
              托葉は狭披針形、羽状に深裂する。
              葉や托葉の裏面は紫色を帯びることが多い。 
              花期は3〜5月。花は淡紫色で中心部は白色、径1.5-2cm。
              花弁は長さ12-15mm。側弁の基部は無毛または有毛。
              花柱は筒形、花柱上部は先端に向かって次第に太くなり、
              柱頭は下向きに短く突き出し、突起毛はない。
              距は太く長く、長さ7-8mm。
               − 改訂新版「日本の野生植物 3」 −

                 

【@を拡大しました − 草丈10cmほどのため、膝をついても花が撮りづらかったです】
21.12.15 撮影
                                 
【A根出葉は卵心形〜心形または卵形、長さ2-4cm、先端が少しとがる波状の鋸歯がある
21.12.15 撮影

【B茎葉の葉身は狭卵状狭三角形〜披針形、先端は鋭頭、基部は心形〜くさび形
21.12.15 撮影

【C、ふつう両面ともに無毛
21.12.15 撮影

【Cを拡大しました −托葉は狭披針形、羽状に深裂する
21.12.15 撮影

【D葉裏を −ふつう両面ともに無毛 】
21.12.15 撮影

* * * * * * * おまけ* * * * * * *

【Eこれまでで一番のナガバタチツボスミレの画像ですが・・・】
16.3.31 撮影

これで日記に3回目登場。せめて、今回を一番の画像にしたつもりですが、
来春こそ、ナガバタチツボスミレのきれいな姿を撮り直さなければ!


 咲いている花を撮るのは、やっぱり楽しかったです。
 例年、この時期にはたくさん咲くスミレが、なぜか今年は葉ばかり目立っているのです。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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