ナガバタチツボスミレ Viola ovati-oblonga〈長葉立坪菫〉
(スミレ科 スミレ属) 花期は2〜4月。
丘陵地、山地に生えるスミレ。
地下茎は短く横たわり、やや木化する。
茎は叢生して分枝し、高さ20-40cm。
根出葉は円心形、幅2-3cm、基部は心形。
茎葉は長くなり、卵状狭三角形ないし披針形で次第にとがる。
(タチツボスミレは根生葉と茎葉がほぼ同じ形なので区別できる)
托葉は狭披針形で、タチツボスミレよりやや粗く羽裂する。
葉や托葉の裏面は紫色を帯びることが多い。
花柄は根生ならびに茎上に腋生し、
花は淡紫色のものが多いが、濃紫色のものもある。
(中心部の白色はタチツボスミレより明瞭だが、
ニオイタチツボスミレほどではなく、両者の中間的な印象)
花弁は長さ1.2-1.5cm。距は長さ7-8mm。
【@−2.タチツボスミレとの区別点は、茎葉と托葉】
16.2.22 撮影
「葉や托葉の裏面は紫色を帯びることが多い」
【@−3.上の画像を拡大しました − 托葉は狭披針形で、タチツボスミレよりやや粗く羽裂する】
16.2.22 撮影
【@−4.花柄は無毛】
16.2.22 撮影
【@−5.花柄は無毛】
16.2.22 撮影
【A − @と同じ林縁、すぐ上の斜面で】
16.2.22 撮影
【A−2.花の中心部の白色はタチツボスミレより明瞭だが】
16.2.22 撮影
「ニオイタチツボスミレほどではなく、両者の中間的な印象」
【B同じ斜面で − 距は細長く長さ7-8mm】
16.2.22 撮影
【Cこれも同じ斜面で − 距は細長く長さ7-8mm】
16.2.22 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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