2016年 4月4日  ナガバタチツボスミレ − その2



【@林縁で多く、今“一番きれいな時”です】
16.3.31 撮影

           ナガバタチツボスミレ Viola ovati-oblonga〈長葉立坪菫〉
                               (スミレ科 スミレ属) 花期は2〜4月。
       丘陵地、山地に生えるスミレ。
       地下茎は短く横たわり、やや木化する。
       茎は叢生して分枝し、高さ20-40cm。
       根出葉は円心形、幅2-3cm、基部は心形。
       茎葉は長くなり、卵状狭三角形ないし披針形で次第にとがる。
       (タチツボスミレは根生葉と茎葉がほぼ同じ形なので区別できる)
       托葉は狭披針形で、タチツボスミレよりやや粗く羽裂する。
       葉や托葉の裏面は紫色を帯びることが多い。 
       花柄は根生ならびに茎上に腋生し、
       花は淡紫色のものが多いが、濃紫色のものもある。
       (中心部の白色はタチツボスミレより明瞭だが、
       ニオイタチツボスミレほどではなく、両者の中間的な印象)
       花弁は長さ1.2-1.5cm。距は長さ7-8mm。

【@を拡大しました − 茎葉は長くなり、卵状狭三角形ないし披針形で次第にとがる
16.3.31 撮影
                                 
【@を拡大しました − 花は淡紫色のものが多いが、濃紫色のものもある
16.3.31 撮影

              中心部の白色はタチツボスミレより明瞭だが、
              ニオイタチツボスミレほどではなく、両者の中間的な印象。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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