2016年 1月9日  ナガバノイタチシダ



【@秋吉台では「林内にやや稀」 − この場所しか、私はまだ見つけていません
16.1.9 撮影

          ナガバノイタチシダ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
         葉柄は長さ35cmかそれ以上。
         葉身は卵状長楕円形、上部はやや急に狭くなり、鋭尖頭、長さ30-50cm、
         2回羽状複生〜3回羽状深裂。
         羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭、
         最下羽片は非相称の三角形。
         小羽片は広被針形〜卵状長楕円形、基部は広いくさび形、
         無柄かごく短い柄があり、羽状に浅裂〜深裂。裂片には低い鋸歯がある。
         葉質はやや厚い草質、鮮緑色、葉身には鱗片はほとんど残らない。
         胞子嚢群は中肋近くにつき、包膜は全縁。
         本州(千葉県南部以南の暖地)・四国・九州・琉球で低山地の林中に生じる。

【A − @の左奥に写っている葉を】
16.1.9 撮影
                                 
【B葉柄を】
16.1.9 撮影

【Bを拡大しました】
16.1.9 撮影

【C羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭
16.1.9 撮影

【D小羽片は広被針形〜卵状長楕円形、基部は広いくさび形
16.1.9 撮影

         「無柄かごく短い柄があり、羽状に浅裂〜深裂。裂片には低い鋸歯がある」

【E葉質はやや厚い草質、鮮緑色
16.1.9 撮影

【Eを拡大しました − 胞子嚢群は中肋近くにつき、包膜は全縁
16.1.9 撮影

  ナガバノイタチシダは2008年に書いたきりでしたが、自分の記録のために、
  現在のカメラで撮り直して書くと、頭に入ってきました。


◇今日確認したシダは、
 オオキジノオ・ナガバノイタチシダ・コバノイシカグマ・ナガサキシダ・ナガサキシダモドキ・
 オクマワラビ・アイノコクマワラビ・オオベニシダの8種。今日現在の確認数は88。


※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。

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