2018年 6月23日  ムシトリナデシコ



【@あちこちで野生化しているのが見られます − 河原で】
18.6.23 撮影

          ムシトリナデシコ Silene ameria〈虫捕り撫子〉(ナデシコ科 マンテマ属)
                                          花期は 5〜7月。
         茎の上部の節の下から粘液を出し、ここに虫がくっつくことによる。
         ヨーロッパ原産の1〜越年草で、日本には江戸時代に渡来した。
         庭に植えたり切り花用にするが、
         海岸近くや道ばたに野生化しているものもある。
         高さは30-60cmで、全体に紛白色を帯びる。
         葉は長さ3-5cmの卵形〜卵状披針形。
         花は直径約1cmで、密に集まって咲く。
         花の色は紅色、淡紅色、まれに白色もある。
          − 増補改訂新版「野に咲く花」 −
         
         ムシトリとはいっても食虫植物ではない。
         茎上部の節間に褐色の粘液を分泌、ここに虫が粘着するのが見られる。
         粘液は有害虫に対する花や果実のバリケードの役をするのかも?
          − 検索入門「野草図鑑 8」 −

【@を拡大しました】
18.6.23 撮影
                                 
【@を拡大しました − 熟した果実がたくさんついています】
18.6.23 撮影

【A】
18.6.23 撮影

【B高さは30-60cmで、全体に紛白色を帯びる
18.6.23 撮影

【Bを拡大しました − 茎上部の節間に褐色の粘液を分泌
18.6.23 撮影

【C】
18.6.23 撮影

【Cを拡大しました − 茎上部の節間に褐色の粘液を分泌
18.6.23 撮影

【D花弁の舷部の基部に2個ずつある披針形の鱗片がよく目立つ
18.6.23 撮影

 ムシトリナデシコは、秋吉台でも家の周りでもよく見るのに、14年振りの日記です。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP