ムラサキツユクサ〈紫露草〉Tradescantia reflexa.
(ツユクサ科 ムラサキツユクサ属) 花期は 4〜11月。
北アメリカ原産の多年草。
株分けによって広まり、野生化しているものもある。
葉は広い線形で青白い。
茎の先に多くのつぼみがつき、直径2-3cmの花が次々と開く。
花弁は3個あり、薄くて弱く、多数ある雄しべが目立つ。
よく似たオオムラサキツユクサT.virginianaは、
葉の幅が広くて折り目がはっきりし、茎を抱えるようにつく。
花も大形で紫色のほか、ピンクや白もある。
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− 三河の植物観察 −
草丈が15-115cmと(オオムラサキツユクサより)大きくなり、
葉は粉白を帯び、長さ5-45cm、幅0.4-4.5cm。
萼片は3個、長さ4-15mm、粉白を帯び、無毛又は先端に腺毛でない毛の束がある。
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