2021年 2月2日  ムラサキツメクサ



近年になく気温が低い冬で、秋から年を越しても咲いていた花も見られなくなったものが多いのですが、
秋芳洞近くの民家そばで開花したまま越年したムラサキツメクサは、今日も元気に咲いていました。

【@花が一年中見られます − 車も通る道のそば、小さな溝のふちで、ほかの草と混生】
21.2.2 撮影

       ムラサキツメクサ Triolium pratense 〈紫詰草/別名アカツメクサ〉
                            (マメ科 シャジクソウ属)花期は 1〜12月。
     牧草として明治初期に渡来し、全国に野生化している多年草。
     茎は直立して高さ20-60cmになり、開出毛が多い。
     小葉はふつう3個で、長さ2-4cmの広倒卵形〜楕円形。
     V字形の斑紋があるものが多い。
     花は球状に集まってつき、紅紫色で長さ1.3-1.5cm
     花期:5〜8月 分布:ヨーロッパ原産
     増補改訂新版「野に咲く花」 −

【A 近づいて、上から撮りました】
21.2.2 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 小葉はふつう3個で、V字形の斑紋があるものが多い
21.2.2 撮影

【Aを拡大しました −花は球状に集まってつき、紅紫色
21.2. 撮影

【B花は球状に集まってつき、紅紫色で
21.2.2 撮影

【Bを拡大しました − 長さ1.3-1.5cm
21.2.2 撮影


* * * * * 花盛りのころを * * * * *

【C 保存している画像から − 秋吉台青少年自然の家、園地で】
19.5.5 撮影

【Cを拡大しました】
19.5.5 撮影

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 今日は何か開花しているような気がして、昨年の記録を頭に入れてから、
 第2駐車場周辺〜第1駐車場周辺〜コウモリ穴と、くまなく探しました。
 トゲミノキツネノボタン、トウダイグサ、アオキ、ヒメナズナ、トウバナ、アアカカタバミ、ヒメウズ・・・、
 新しくは何も咲いていませんでした。
 車に戻ってからムラサキツメクサを思い出し、日記に使えるかと、撮ってきた次第です。
 今日は節分。 明日は立春!

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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