ムラサキシキブ Callicarpa.japonica〈紫式部/別名ミムラサキ〉
(シソ科 ムラサキシキブ属) 花期は6~7月。 実の美しさを紫式部に例えたものといわれる。
高さ2-5mの落葉低木。
小枝は斜上し、径1.5-2.5mm、若い枝は微細な星状毛があるが、のち無毛となる。
葉は対生し、洋紙質、長楕円形で、長さ(3-)6-13cm、幅(1.5-)2.5-6cm、
細かい鋸歯があって成葉では全体無毛、裏面には帯黃色の腺点があり、
先は尾状に鋭尖、基部はくさび形で、長さ2-7mmの葉柄がある。
花序は腋生またはやや腋上生、6-15mmの柄があり、
若い時は少し星状毛がある。
花期は6-8月。
萼は4歯があり、花冠は長さ3-5mm、淡紅紫色で4裂する。
雄しべは 4本、花冠より少し超出し、葯は長さ約1.5mm。
果実は球形、紫色で径約3mm。
北海道南部・本州・四国・九州の低山地や平地に生え、変異が多い。
- 改訂新版「日本の野生植物 5」 -
【①を拡大しました】
17.11.25 撮影
【②】
17.11.25 撮影
【③葉は細かい鋸歯があって成葉では全体無毛、先は尾状に鋭尖】
17.11.25 撮影
【③を拡大しました - 果実は球形、紫色で径約3mm】
17.11.25 撮影
【④イヌムラサキシキブ(萼や葉の裏面に星状毛が散生)ではなかったです】
17.11.25 撮影
【⑤葉裏を】
17.11.25 撮影
【⑤を拡大しました -成葉では全体無毛、裏面には帯黃色の腺点があり 】
17.11.25 撮影
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【⑥花序は腋生またはやや腋上生、6-15mmの柄があり】
13. 7.5 撮影
【⑦花冠は長さ3-5mm、淡紅紫色で4裂する】
13. 6. 18撮影
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花時の画像がないか探したところ、保存しているのは2013年だけで、
ほかはすべて果時のものでした。
ムラサキシキブが咲く頃は開花が多く、
一度撮って不満でも撮り直しに行く時間が取れないことの繰り返しでした。
「来年こそ!」と、今は思っているのですが…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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