ムラサキセンブリ Swertia pseudochinensis〈紫千振〉(リンドウ科 センブリ属)
花期は10〜12月。
センブリに似ているが、茎は太く、暗紫色を帯び、
高さ50-70cmになるものがある。
茎は4稜があり、稜上には隆起する細点がある。
葉は線状被針形で長さ2-5cm、やや密に対生する。
花期は9〜11月。
花柄の上部や萼裂片の縁に隆起する細点があり、
花は淡紫色、花冠裂片は幅広く、長さ8-12mm、幅2.5-3mm、
濃紫色の脈があり、
蜜腺溝の毛には顕微鏡で観察するとイヌセンブリ同様の波状隆起がある。
北海道西南部〜九州、朝鮮半島・中国(西北部・北部)ウスリーに分布する。
準絶滅危惧(NT)。
センブリと同様の苦味があるが、日本薬局方からは除かれている。
− 改訂新版「日本の野生植物4」 −
【@を拡大しました − 今年最初の花でしたが、大きくて、きれいな姿でした】
18.10.12 撮影
【A花は淡紫色、花冠裂片は幅広く、濃紫色の脈があり】
18.10.12 撮影
【Aを拡大しました −蜜腺溝の毛には顕微鏡で観察するとイヌセンブリ同様の波状隆起がある】
18.10.12 撮影
【Aを拡大しました − 蜜腺溝の形、毛の生え方がセンブリとは異なります】
18.10.12 撮影
* * * * * 今日の龍護峰は薄曇りで時々日差しが * * * * *
【B登山口から林を抜けて、2分ほど進んだ所から、御鉢山を】
18.10.12 撮影
【C御鉢山から、今来た道を】
18.10. 12 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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