2018年 10月13日  イヌセンブリ − その2



【@開花は10月1日でした。あの大株は今、こんなに賑やかです】
18.10.13 撮影

          イヌセンブリ Swertia.tosaensis〈犬千振〉(リンドウ科 センブリ属) 
                                      花期は10〜11月。
         山野の湿地に生える一年草または越年草。
         茎はしばしば基部から分枝し高さ5-50cm。
         根生葉はないかあり、ときのロゼット状をなし、へら状倒披針形、
         長さ0.7-2cm、幅2-7mm。
         茎葉は長楕円形〜倒披針形、長さ2-5cmで先は鈍い。
         花は9〜11月、狭い円錐状につき5数性
         萼裂片は披針形。
         花冠は白色かときに帯淡黄色、淡紫色の条があり、径15mm、
         5深裂し、裂片は長楕円状卵形で長さ6-8mm、幅2.5-3.5mm、
         基部に2個の蜜腺溝があり、その周りに長い毛がある。
         毛には顕微鏡下で波状の隆起が見える。
         
刮ハは花冠より少し長く、種子はやや円くてほぼ平滑。
         全草に苦味がないので薬には用いられない。
         本州〜九州、朝鮮半島・中国・ウスリーに分布する。
         絶滅危惧U類(VU)。
          − 改訂新版「日本の野生植物4」 −


【@を拡大しました】
18.10.13 撮影
                                 
【A − @の上方を】
18.10.13 撮影

【B小さな個体も花盛りです】
18.10.13 撮影

【Bを拡大しました】
18.10.13 撮影

【C花冠は白色かときに帯淡黄色、淡紫色の条があり、径15mm、5深裂し
18.10.13 撮影

【D基部に2個の蜜腺溝があり、その周りに長い毛がある
18.10.13 撮影

【Dを拡大しました − 毛には顕微鏡下で波状の隆起が見える
18.10.13 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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