2021年 6月9日  ムラサキ



【@4月30日に開花確認した場所では、茎頂で分枝して花がたくさん咲いた状態です】
21.5.30 撮影
          
           ムラサキ Lithospemum erythrorhizon〈紫〉(ムラサキ科 ムラサキ属) 
                                            花期は5〜6月。
         丘陵の乾いた草地に生えるまれな多年草。
         茎は直立し、高さ40-70cm。
         根は太く、シコニンという色素を含み、乾くと濃紫色となる。
         葉は無柄で長さ3-7cm、幅7-20mm、粗い毛があり、
         数対のやや平行する側脈が上面にへこんで目立つ
         花は6〜7月に開き、白色で径約4mm。
         喉部は黄色みをおびた突起がある。
         花柄は長さ0.5-1.5mm。
         分果は花あたり1または2個が熟し、長さ約2mm、
         灰白色で光沢がある。
         北海道〜九州、朝鮮半島・中国・ウスリ−・アムールに分布する。
         絶滅危惧TB類(EN)。
         昔はこの根を染料に用いた。
          − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −  

          [山口県絶滅危惧TA類]

【@を拡大しました 】
21.5.30 撮影
                                 
【A葉は無柄で、粗い毛があり、
21.5.30 撮影

【Aを拡大しました −数対のやや平行する側脈が上面にへこんで目立つ
21.5.30 撮影

【B花は白色で径約4mm
21.5.30 撮影

【C花は6〜7月に開き、白色で径約4mm
21.5.30 撮影

【Cを拡大しました − 喉部は黄色みをおびた突起がある
21.5.30 撮影

* * * * * * * おまけ* * * * * * *

【E今日の動画撮影時に撮った、同じ場所のムラサキです】
21.6.9 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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