ムラサキ Lithospemum erythrorhizon〈紫〉(ムラサキ科 ムラサキ属)
花期は5〜6月。
丘陵の乾いた草地に生えるまれな多年草。
茎は直立し、高さ40-70cm。
根は太く、シコニンという色素を含み、乾くと濃紫色となる。
葉は無柄で長さ3-7cm、幅7-20mm、粗い毛があり、
数対のやや平行する側脈が上面にへこんで目立つ。
花は6〜7月に開き、白色で径約4mm。
喉部は黄色みをおびた突起がある。
花柄は長さ0.5-1.5mm。
分果は花あたり1または2個が熟し、長さ約2mm、
灰白色で光沢がある。
北海道〜九州、朝鮮半島・中国・ウスリ−・アムールに分布する。
絶滅危惧TB類(EN)。
昔はこの根を染料に用いた。
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− 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
[山口県絶滅危惧TA類]
【@を拡大しました 】
21.5.30 撮影
【A葉は無柄で、粗い毛があり、】
21.5.30 撮影
【Aを拡大しました −数対のやや平行する側脈が上面にへこんで目立つ 】
21.5.30 撮影
【B花は白色で径約4mm】
21.5.30 撮影
【C花は6〜7月に開き、白色で径約4mm】
21.5.30 撮影
【Cを拡大しました − 喉部は黄色みをおびた突起がある】
21.5.30 撮影
* * * * * * * おまけ* * * * * * *
【E今日の動画撮影時に撮った、同じ場所のムラサキです】
21.6.9 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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