5月17日 ムラサキ


5月26日のエコツアーのコースで、昨年見られた2ヶ所のムラサキが姿を消しました。
私が秋吉台を歩き始めたころ、このコースにたくさんあったのに、毎年減る一方です。

【@探し回って見つけた貴重な1株】
12.5.17 撮影

         ムラサキ〈紫〉(ムラサキ科 ムラサキ属) 花期は5〜6月。
        根は太くなり、シコニンという色素を含み、昔から紫色の染料に使われてきた。
        山地の草原にごくまれに生える高さ30〜60cmの多年草。
        茎は直立し、ほとんど枝を分けず、斜め上向きの粗い毛が生える。
        葉は互生。厚ぼったく2〜3対のはっきりした側脈がある。
        花は上方の葉(包葉)のもとに1個ずつつき、花冠は白色で直径約6mm。

        染料植物としての乱獲と植生の遷移によって、幻の植物となりつつある。
        [山口県絶滅危惧TA類]

                       【@を拡大しました】
                         12.5.17 撮影
                        【A − @の右下の花】
                         12.5.17 撮影
     【Aを拡大しました − 花は包葉のもとに1個ずつつき、花冠は白色で直径約6mm
                         12.5.17 撮影
                         
                    
 エコツアーの下見、今度は二人で下見しますが、目の良い相棒が何株か見つけてくれることを期待しています。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。