ムラサキ〈紫〉(ムラサキ科 ムラサキ属) 花期は5〜6月。
根は太くなり、シコニンという色素を含み、昔から紫色の染料に使われてきた。
山地の草原にごくまれに生える高さ30〜60cmの多年草。
茎は直立し、ほとんど枝を分けず、斜め上向きの粗い毛が生える。
葉は互生。厚ぼったく2〜3対のはっきりした側脈がある。
花は上方の葉(包葉)のもとに1個ずつつき、花冠は白色で直径約6mm。
染料植物としての乱獲と植生の遷移によって、幻の植物となりつつある。
【@を拡大しました】
10.5.12 撮影
「葉は互生。厚ぼったく2〜3対のはっきりした側脈がある」
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10.5.12 撮影
「花は上方の葉(包葉)のもとに1個ずつつき、花冠は白色で直径約6mm」
例年なら秋吉台は今が一番の季節ですが、今年は3月の大雪とその後の低温の影響で今時の花の開花が1週間ほど遅れています。
そんな中で、一つだけですがムラサキが咲いてくれ、白馬からのお客様が大喜びされました。
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