ムラサキ〈紫〉 花期は5〜6月。
根は太くなり、シコニンという色素を含み、昔から紫色の染料に使われてきた。山地の草原にごくまれに生える高さ30〜60pの多年草。茎は直立し、ほとんど枝を分けず、斜め上向きの粗い毛が生える。葉は互生。厚ぼったく2〜3対のはっきりした側脈がある。花は上方の葉(包葉)のもとに1個ずつつき、花冠は白色で直径約6o。
“秋吉台のやまんば”さんが、毎年開花確認しているムラサキが開花し、秋吉台で一番早いムラサキの花の前で、言葉少なく喜びをかみしめておられるようでした。
【上の画像を拡大しました】
小雨と風の中、三脚なしで撮りました。
やまんばさんがこだわるのは、カッコウの初音とムラサキ。
カッコウは、今年5月14日、西の西山方向で鳴いたのを地獄台で聞いたそう。
「来ないと咲いているのではないかと気にかかって・・・」と、6日連続でこのムラサキに会いに来られ、私がお供したのは、うち4日。
最近、体調が気にかかって自転車をやめられたので、車の便がなかったら、自宅からここまで片道1時間半かけて徒歩なのです。
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